湧川哲行

思い出を残したい

徳島県、神宮寺産筍

今年も徳島県より神宮寺産の筍が届いた。異常気象の影響か無農薬でもあるので筍は、あまり生えていなかったようです。ご住職である樫本様が毎年一人で掘っています。多い時は3回に分けて段ボール3箱届く年もありました。大変な作業だと思います樫本様、心より感謝申し上げます。

樫本様は、高野山真言宗 天龍山薬師神宮寺のご住職です。毎年、私のお店で旧友ご夫妻と新年会をやっております。今では私も家族のようなお付き合いをさせていただいております。

若い芽をタケノコと呼びます。鮮度が命の食材なので皮が、タケノコと竹を分ける境界線なんです。背が伸びるにつれて、皮は一枚一枚、自然とはがれ落ちて、すべて落ちると竹になります。皮が全部落ちるのに30日かかります。皮をかぶっているのがタケノコで、皮が完全に取れたのが竹。タケノコはまさに“脱皮”して竹になります。筍掘りは、慣れていないと大変な重労働です。 大地の恵みを今年も神田須田町のお客様にご提供いたします。
春限定メニュー・4月26日(木)~売り切れまで『神宮寺筍と菜の花とアサリのオイルパスタ』

『ピッツァ、神宮寺産筍としらすのホワイトソース』です。

自然の恵みの素材を使って料理出来る事に大変幸せを感じております。

樫本様の想いを料理でお客様に

お伝え致します。

湧川哲行
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