湧川哲行

思い出を残したい

日本が生んだ世界のヴァイオリニスト

ティボー婦人が涙した日本が生んだ世界のヴァイオリニスト広瀬悦子
1957年パリ国立音楽院に入学。カブリエル・ブイヨン氏に師事。
1958年にはヘンリク・シェリング氏に師事。
私は、ティボーの演奏に聞き惚れレコードの他に写真、サインまでが欲しく何度もヨーロッパのオークションに手を出した。広瀬悦子先生は、あのティボー婦人が涙した偉大な日本人ヴァイオリニストである。
フランコ=ベルギー派の巨匠イザイの無伴奏ソナタ第2番ティボーにささげられた曲、バッハの無伴奏などどれも素晴らしい演奏だ。日本にそんなヴァイオリニストがいたとは知らず恥ずかしく思いました。広瀬悦子先生がマルシャンに来店された。
師ブイヨン、シェリングやカペエの話が直に聞けたのが、私にとっては夢のようであった。
フランコ=ベルギー派のヴァイオリンの美しさを知る事のできるこのCDは広瀬悦子先生24才で54年前の音源である。神保町にある富士レコード社で手に入れる事が出来ます。
富士レコード社 神田神保町古書センター9階
03-3264-8546

 

#レストランマルシャン

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