レストランマルシャンは2024年9月24日をもって開店20周年を迎えることとなりました。これもひとえに皆様の温かいご支援の賜物と深く感謝申し上げます。 思い起こせば色々、あった20年だけにあっという間に過ぎておりました。 スタートは、調理師を雇い私がフ…
すでにHMV194とビクトローラ・クレデンザを、店内で使用している。 そこにHMV203を加えると客席が確保出来ない問題があった。 数ヶ月悩みいよいよ搬入する事になった。理由は、自分の年齢からもう何年も店の維持は難しいと決断したからです。いざ搬入となる…
最近時間に余裕ができSPレコード整理ができるようになった。 今回は、アドルフ・ブッシュの3枚組をきいた。 バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 1929年ロンドン録音 20世紀前半のドイツを代表する名ヴァイオリニスト、アドルフ・ブッシュ…
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ホ長調 ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン) ワンダ・ランドフスカ(チェンバロ) 1944年12月20日 RCAのスタジオ録音 メニューイン-エネスコと違いランドフスカと、メニューインの共演作は大変珍しくRCAのスタジオで行った録…
やっと満足できるHMV102に出会えた。これまでレッド、青、黒と購入したが、ケースの痛みやサビなどで状態が多少悪かった。音は言うまでもなくどちらも素晴らしかったです。。102は仕上げの美しさ、音の素晴らしさからして世界最高のポータブル蓄音機だと思い…
エネスコのレコード録音は1924年アメリカ・コロンビアの機械式録音に始まる。下記のレコードは、エネスコの初録音盤です。 クライスラー プロヴァンスの朝の歌、L.クープランの様式によるダンブロジオ•セレナード作品4 ヴァイオリン、ジョルジェ•エネスコ ピ…
クーレンカンプによるシューマン作曲の協奏曲を聴いていたらふとクララ•シューマンの本が頭を過ったので、もう一度読み直すことにした。クラーラ・シューマンは、ドイツのピアニスト、作曲家でピアノ教師19世紀に活躍した世界初めての女性ピアニストであり、…
シューマンのヴァイオリン協奏曲ニ短調がシューマン死後83年偶然にも図書館から発見された。シューマンの生前、友人ヨアヒムの下で封印されていた同曲楽譜は、ヨアヒム没後の1907年にプロイセン国立図書館に寄贈されていたのだ。 1933年、ドイツでナチスが政…
弟の息子の結婚式で沖縄に行った。 久し振りにあったら驚くほど成長していた。 もう一つ大きな目的があった。那覇市在住の山城氏に会う事でした。 山城氏は、医学写真研究所を経営していました。 驚いたのは、蓄音機80台くらい、SPレコード1万枚位、所有さ…
2022年12月10日土曜日、ワイン会のご配慮で第2土曜日に変更してくれたので、初めて12月参加させていただきました。 心より感謝申し上げます。天気は晴天伊豆踊り子号の車内から富士山も綺麗な姿で見えました。ラッキーだったのは、踊り子号にラウンジが…
沖縄県が日本に復帰し、15日で50年を迎える。そんな年に沖縄に帰る事が出来て幸せだと思った。1972年に復帰後、豊かな自然に恵まれた沖縄はリゾート地として国内外の観光客を呼び込み、経済成長してきた。2000年には私の生まれ地、名護市で主要国首脳会議(…
山梨県にあるアンティーク工房ハイランド アンティークの大森氏にオルゴールの修理を依頼致しました。 私の所有するオルゴールは、ドイツポリフォン社のダブルコーム櫛76本×76本ですが、低音部分の鉛の腐食がひどくほとんど取れた状態でしたが、鉛の付け足し…
シリンダーオルゴールの時代(1796年~1884年) このシリンダーオルゴールはスイス製で1850年頃だと思います。メカニズムを見ているととてもその時代の物とは思えぬ精巧な作りです。 コインスロットで10曲、演奏することができます。おそらくバーやレストラ…
昨日、萩谷由喜子さんが辰野氏と当店に来店された。昨日も出版された本にサイン入りで頂きました。 萩谷由喜子さんは、『蝶々夫人』と日露戦争 - 大山久子の知られざる生涯 幸田姉妹 洋楽黎明期を支えた幸田延と安藤幸など数多く出版されています。 音楽雑誌…
神保 美喜は、日本の女優、歌手1975年 「スター誕生!」第15回グランドチャンピオン 歌手としてデビューし後、サスペンス劇場、映画、CMなどで人気だった。 予約もなしに奥のテーブルで食事をしていた。 店内にいた他のお客様も気が付いたようだ。 やはりそれ…
脚本家の大石静さんです。 いつもお世話になっている梓澤弁護士にご紹介いただきました。初めて名刺交換した時、石田ゆり子出演の「コントレール」の写真の入った名刺でした。、大石さんはエッセイスト、作家、女優。 『セカンドバージン』など数々のラブス…
令和3年6月15日、私の弟に初孫が誕生した。新型コロナウイルス、緊急事態宣言、変異株と暗いニュースの毎日に突然飛び込んできた明るいニュースだった。 現在、親子沖縄在住ですが、嫌なことに沖縄県は感染率は全国トップで、沖縄県だけ緊急事態宣言が継続中…
1890年代 Kalliope カリオペ ディスク式オルゴール このオルゴールは年代不明です。カリオペは多くのベルつきのディスクオルゴールを作ったことで有名です。 今まで数多くのオルゴールを手にしました。 シリンダーも良いが、レコード好きな私には交換して聴…
本年のオリンピックで使用される聖火台に川口市長による聖火点火式が昨年1月13日に行われた。川口市の鋳物職人が手掛け、1964年東京五輪で使われた旧国立競技場の聖火台がJR川口駅前のキュポ・ラ広場に設置された。大会のシンボルが「帰郷」するのは61年ぶ…
第20回SPレコードコンサート 令和元年12月28日(土)今回は、記念なる20回で今年最後のコンサートだったので頑張って珍品レコードを用意致しました。#ヤロスラフ・コチアン(Jaroslav Kocián,) 1883年2月22日–1950年3月8日はチェコのヴァイオリニスト Elfin D…
ティボー婦人が涙した日本が生んだ世界のヴァイオリニスト広瀬悦子1957年パリ国立音楽院に入学。カブリエル・ブイヨン氏に師事。1958年にはヘンリク・シェリング氏に師事。私は、ティボーの演奏に聞き惚れレコードの他に写真、サインまでが欲しく何度もヨー…
5月12日、日曜日いつものように秋葉原駅から店に向かった。年号も代わり神田祭で熱気に包まれていた。須田町北部町会も連雀亭のメンバーも最高潮だ!さすがの私も我を忘れ御輿を思い存分担いだ幸せだ。
第16回、SPレコードコンサートを4月27日、土曜日に開催しました。今回の珍品レコードは、1904年のラッパ吹き込みで非常に条件が悪い中、凄い迫力のフランチェスコ・タマーニョのヴェルディ作曲オテロの死にモーリッツ・ローゼンタールのショパンのワルツ、リ…
第15回SPレコードコンサートを3月30日、土曜日に開催しました。今回はフリッツ・クライスラー1902年録音のバッハのアリアG&Tそして世界的珍品レコード、ネリー・メルバのションソンのリラの花咲く頃を披露致しました。今回も桑原氏兄弟の素晴らしい選曲に感…
ドッペリコンチェルトの聴き比べをした。フリッツ・クライスラーとエフレム・ジンバリスト弦楽四重奏伴奏(録音:1915年)世界初録音もちろん機械吹き込みです。当時の技術ではオーケストラの録音は難しかったので伴奏は弦楽四重奏になっておりますが、素晴…
私が初めてクライスラーのレコードを聴いたのは、20才の時だった。蓄音機の音も素晴らしかったが、クライスラーの演奏には言葉を失った。SPレコードを本格的に探す以外楽しめないと思った。クライスラーのレコードを数多く手に入れた。まだパソコンや携帯電…
本日、大磯まで出かけた。目的は湘南SPレコード愛好会の例会の出席のためです。新会長、相原直樹氏の音楽、特に最高の音で聴く姿勢は本物だ。選曲は勿論解説もとても素晴らしかった。 使用蓄音機は、E.M.G Mark Ⅶ.1930年代の英国製でビクターやHMVと違いE.M.…
平成30年10月21日(日) 富士レコード社主催、第29回SPレコードコンサートに出掛けた。さすがマック杉崎とあって満員だった。 マック杉崎は、「世界の蓄音機」の監修者でもある。 改めて言わせていただきます。今や蓄音機のコレクターも数多くのおられるようで…
先日、開店記念コンサートを開催した。 プログラムの一部を紹介します。 ●ヤッシャ・ハイフェッツ(1901.2.2 - 1987.12.10)序奏とロンド・カプリチオーソ ●ジネット・ヌヴー 1919.8.11- 1949.10-28ハバネラ形式の小品(ラヴェル) ●パブロ・カザルス 1876.12-…
私は、今なおアナログの世界、しかもゼンマイ仕掛けの蓄音機で聴くSPレコードを愛してやまない。 そんな私の店にロシア出身の名ピアニスト、イリーナ・メジューエワさんが来店された。どうやらかなり蓄音機に興味があったようだ。ロシア出身のピアニスト、ラ…