愛機HMV194の蓄音機を新たに設置しました。
この蓄音機の前は、HMV163を使用してコンサートを行っていました。HMV163がベストなサイズだと思いましが、痛みが酷くなって来たので交換する事にしました。店のスペースからクレデンザーは、厳しそうです。少しでも横幅が大きいと客席に影響が出てしまう。さすがに蓄音機の入れ換えには、運送費や準備が大変だ。
店内に置いてあるSPレコードだけでも管理が大変です。狭い店内の保管とあって何枚破損したかわかりません。
この蓄音機は、シリーズ中の上級機で、1930年の価格は52ポンド10シーリング。当時土地付きの家が買えた値段だ。金属部分は金メッキ仕上げで、金メッキのNo.5Aサウンドボックス、4本ゼンマイ装備の蓄音機です。特に弦楽器は素晴らしく聞こえてくる。コンサートで多くの方に喜んでいただける事を願っております。
湧川哲行。